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青春18きっぷで冬の旅~伊勢・広島・山口 5・6日目
- 2010/02/02(Tue) -
さて、誰もが忘れていると思われる旅行記の更新です。
旅行から1年以上経過するという奇跡の体たらく。
(本当に申し訳ございません)

ということで、最終日、新山口を出発して東京に帰ります。


1・2日目はこちら
3日目はこちら
4日目はこちら
→今回の旅の目次に戻る

1月16日(金)~17日(土) 山陰編

朝の新山口駅。
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雲が厚い。

本来乗るはずだった、寝台特急 富士・はやぶさ。
この直後に発車する各駅停車に乗ります。
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今はもう見られない、富士・はやぶさの風景。(拙い動画で済みません)

ゆっくり入線、客車列車らしい『ガチョン』という音を立てて停まる。
結構降りる人がいる。中の人は結構起きているようだ。東京発は昨日の夕方だからなぁ。
大分・熊本まではまだまだかかるぞー。

撮影を終えると、乗る普通列車の発車1分前。
ダッシュで跨線橋を駆け上り、駆け降りる。
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乗って一分後、発車した。朝だが満席にはならなかった。
途中の宇部・小月・厚狭等の主要駅で乗り降りが多かった。
下関に定時で到着。

はじめて見るサインシステム。
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なんと、旧型の行灯型パタパタをプラズマディスプレイに生中継するという、斬新すぎて技術の倒錯が発生している驚くべきサインだ。そして映像が乱れている。

ちなみに中継元はこちら。
10020706.jpg

そんなことをしている暇はない。
9分の乗り換え時間でお目当ての駅弁を探す。

ホームの売店があれば、と思ったがシャッターが下りている。
改札正面に無事、そばうどん一体型駅弁屋を見つけ、駅弁を購入。
10020705.jpg
実食レポートはのちほど(下の方で)。


山陰線ホームに来ると、ちょうど入線してきた。
ボックスシートに1人ずつという感じ。しかし油断はできない。
小串での乗り換えで海側をゲットできるかが勝負。(小串の少し先がビュースポット)
10020707.jpg
…見事、一つだけ開いていた窓側ボックスシートをゲット!!しかも一両編成。

発車するとすぐ、絶景が広がる。
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ありがたそうな岩を激写することに成功。

途中下車。
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下車したのは自分だけ。

特牛駅(「こっとい」と読む)
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映画の撮影にも使われたという、雰囲気ある駅舎。
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改札口にも年季が入っている。
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駅前のメインストリート。(人がいない)
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駅前バスターミナルでバスを待ちます。(人がいない)
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半端なく寒い。


バスの待ち時間にものすごく不安を感じる。
ああ、寂寥感が。
あと寒い。風が強い。


来ました。ブルーライン交通バス。
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さあ、角島大橋へ!


曇ってて風が強くて死ぬほど寒い冬なのでアレですが、
夏はエメラルドグリーンの海がきれいで、車のCM撮影に使われることが多いようです。
Youtubeの動画にも自家用車から撮影した動画は多かれど、さすがにバスから撮ってる奴はいないようだ。

来てみてその長さに驚く。あと海の青さ。渡りきってすぐのバス停で降ります。
同じバスが角島を循環して戻ってくるまでの13分間、橋を一望できる高台へ。
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高低差があって、途中の小さな島もあって、美しいですな。寒いけど。

ここに来て一層風が強く、死ぬほど寒い。



クリックで拡大します(ていうか全部の写真がクリックで拡大します)
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本土から1.5kmも離れてるそうだよ。


あまりの寒さに、「こりゃ雪だ!!!」などと意味不明な言葉を連呼しながら、バスが戻ってくるのを待つ。
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13分が本当に長く感じた。

橋はトラックと一般車が半々で、極端にガラガラではないが空いている。
ここはマイカーで来たら気持ちいいんでしょうな。
ちくしょう車を持ってる人が羨ましい。

さて駅に戻ります。
風はしのげるがやはり寒い駅舎で、30分の時間をつぶす。

やがて、みすヾ潮彩号が入ってきた。土休日は通過だから注意。
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さて、下関で買った「ふくめし」(1300円、冬季限定)を食う。
かわいい容器ですな。
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オープーン!!!
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おお!なるほど確かに豪華である。
ふくの空揚げがかなりうまい。あと西京焼も。
ふくは良質で肉厚な白身魚だ、とよくわかりました。
ご飯も、味が染みているのがしっかりわかっておいしいよ。



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再び、日本海沿いをゆく。

長門市に到着。
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ドアガラスの上のデザインが面白い。ガラスをデコるのは珍しいんじゃないだろうか。

益田行きの接続は3分。

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もう、日本海の絶景が当たり前になってきた。
でも、さっきよりもダイナミックな車窓になっている。
トンネルも増えた。撮影もせず、ボケーっと眺める贅沢。

そうこうしているうちに益田へ到着。
ここでは接続時間が27分ある。向かいに浜田行きのレールバスが停車しているが、どうせ浜田までは1時間ないので、無理な席取りはやめておく。
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改札外に出て、さらに駅の外に出てみるも、
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何もない。

駅の売店をみるも、弁当も売り切れ。
まあこれくらいは覚悟できていたので大したショックではない。
お土産をいくつか見つくろう。ついでにサンドイッチを。

ハムタマゴサンドがなんと135円。山口周南の工場製だが驚異の価格。
内容はハムカツサンドとタマゴサンドとハムサラダサンド。
パンが薄いので3つそれぞれが独立したサンドだが違和感ないボリューム。タマゴサンドフィリングにミックスベジタブルを混ぜることによる脅威のコスト削減。ハムは美しいまでに薄切りのロースハムと、たっぷりのコールスロー。個性を放つ逸品だ。

ところでサンド系の価格は最近迷走している。安ければロスのリスクが減るが客単価は低い。高ければその逆。さらに原材料高があるので低価格が優遇されやすくなった。コンビニでは例えばコッペパンにタマゴやツナのフィリングを挟んだサンドが100-120円前後で売られる。総菜パンとしても菓子パンとしても各メーカーが製造しているのだ。さらに150-200円のランチパックのヒット。三角サンドのシェアは下がっている。どこかのメーカーが147円のサービスサンドをやめたい、250-300円の商品にシフトしたい、といって徐々にそうしているが、このままでは大きく水をあけられてしまうのではないか。三角サンドには消費期限の短いリスクと引き換えにフレッシュ感と具だくさん感など、顧客イメージでのアドバンテージは大きいはず。そんな中で低価格帯の商品を投入することは、少なくともやめるべきではないだろう。

……まさかのサンドイッチトークは置いておき、浜田駅に着くころには雲が薄くなってきた。そして現れた太陽は西日だった。


浜田での3分乗継。1両レールバスが2両気動車に変わり、クロスシートもたっぷりなので余裕で座れた。
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思えばこれが最後の乗り換え。あとは出雲市に着くのを待つだけである。


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不思議な空だ。

江津で10分停車。
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いつかここを発車する、究極のローカル線、三江線に乗りたい。
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高校生で混雑すると思いきや、そこまで込まずに、出雲市駅に到着。
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夜です。

夕食の場所はもちろんすき家。
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以前出雲市に来た際、出雲そばを食う予定を蹴散らしてカレーを食った。
今回は、最初からカレーを食う予定。

前回お届けできなかった牛あいがけカレーの写真です。
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ブレているうえに自分の影が写りこんでいることに全く気付かない、カレーの食欲促進効果。(責任転嫁)



さあ、後は東京まで一本!
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寝台特急、サンライズ出雲に乗車。
筆者の超お気に入りで、もう何回乗ったかわからない。
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緊急企画、ソロの車内を徹底(でもない)解剖!!

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ソロとは、3号車1両分だけにある、最も狭い個室です。
でも居心地が良い。マジでいい。もちろん2階がお勧めです。

10020737.jpg
シーツが敷いてある上に、毛布と枕。浴衣とパンフレット。
スリッパと使い捨てコップ、ごみ袋もあったかな。
シャワーカードを買えばシャワーが使えます。
タオルと歯ブラシのセットも200円で売ってます。車両の絵が入ってるので、手軽な土産になるかも?

上の写真の左上のハンガーは走行中うるさい音を立てるので、使わないなら荷物スペースに置きましょう。
荷物スペースは写真で見て、ハンガーの左側にあります。
シングルというほんのちょっと広い客室もありますが、1050円高いうえに、階段が客室の外にあるので荷物置きに使えず、ソロのような大きな荷物スペースもないです。

私はソロの2階にして、階段部分に靴とゴミ袋を置いて、荷物置き場にハンガーを置いてからお土産やカバンを置きます。
荷物がスッキリすると、だいぶ広く感じますよ。

10020738.jpg
電気のスイッチとアラーム、あとNHKのFMが聴けるみたいです。シティホテルみたいな雰囲気ですな。
この写真からみて180度反対側に、コンセントがあります。

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暗証番号式のカギがかかるので安心です。番号は自分で決められます。



さあ、発車です!

ここからがサンライズ出雲ならではの魅力。
寝台特急の個室は電気が消せるので、星空が見えます。
出雲市発のサンライズは、岡山まで「伯備線」という山の中の路線を通ります。

普通に外で見る星空との違いは、当たり前ですが『景色が動く』ということ。
カーブたっぷりの伯備線では、上に見る星空が『回る』。まるでプラネタリウムだ。
でもこれは本物の星空。
曇りだったのでたまに雲に隠れるが、それもすぐ脱する。星空が回転したりかくれたり出現したりと、とにかく見飽きなかった。

周囲の雪景色も、ぼやーっと見えた。

こんな絶景を、ラウンジカーとかシャワールームで過ごしてしまうと非常にもったいない。
比較的、発車してすぐ(特に松江・米子などは)なので、これはぜひチェックです。


すると、新見を出てからすぐに寝てしまった。
岡山でのサンライズ瀬戸との連結にも気付かず、6時まで約8時間の爆睡に入ったのだった。
どんだけリラックスしてんだ、っていう感じで。



……振り返ってみると、山陰山陽ともに、家電量販のデオデオ、ベスト、SCのゆめタウン、ロックシティなど、関東ではあまり見ないスタイル、店舗が多かった。百貨店も天満屋、福屋に代表される。集客力としての食品フロアのパワーに驚いた。
あとは広島の公共交通の位置づけ。宇部線、小野田線や可部線、山陽線などで利便性の高い短距離区間では高校生だけでなくビジネスユース、若者の利用もあった。「ローカル線は…」とか言うけど、結構乗っているところも多い。
まだ公共交通を選択している人がいる、つなぎとめられている、その理由と現状への不満点を検証し、様々な実験をし効果測定をすべきであり、その地域にとっての車と公共交通、自家交通(特に徒歩、自転車)の最も効率的な配分を達成すべきであろう。

色々なことを考えながら旅をするのは、やはり楽しい。
遅れもなく、無事東京に到着した。




→今回の旅の目次に戻る

5・6日目 行程
1月16日(金)~17日(土)
新山口  0738
    3541M↓山陽本線
下関   0846
 〃   0855
    856D↓山陽本線・山陰本線
小串   0939
 〃   0946
    964D↓山陰本線
特牛   1015

特牛駅  1032
      ↓ブルーライン交通バス
瀬崎公園 1050
 〃   1103
      ↓ブルーライン交通バス
特牛駅  1126

特牛   1153
    826D↓山陰本線
      ↓快速みすヾ潮彩1号
長門市  1236
 〃   1239
    1570D↓山陰本線
益田   1428
 〃   1455
    352D↓山陰本線
浜田   1547
 〃   1550
    332D↓山陰本線
出雲市  1818
 〃   1855
    4032M↓山陰本線・伯備線
    5032M↓山陽本線・東海道本線
東京   0708
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